ゼンタングルメソッドは誰でも簡単なステップを踏んで素敵な作品を描くことが出来るようにアメリカのリック・ロバーツとマリア・トーマスによって開発されました。基本の8ステップを紹介します。
ゼンタングルの基礎
- 上下がない
- 正解がない
- 失敗がない
はじめてゼンタングルを描くために必要なもの
ゼンタングルを描くための道具は、「紙、鉛筆、ペン」だけです。これに擦筆(さっぴつ)という鉛筆の線をぼかす道具があるとより豊かな表現ができます。
紙:凹凸のある画用紙より目の細かい水彩紙やカリグラフィ用の紙、ケント紙などがおすすめです。これを約9cmX9cmにカット(Zentangle®公式の基本のタイル(紙)のサイズです)
鉛筆:HBくらいの鉛筆
ペン:ミリペンと呼ばれる0.1~0.3の黒ペン。水性顔料インクがおすすめです。Zentangle®公式ではサクラピグマペンが推奨されています。

基本の8ステップ
ゼンタングルメソッドには基本の8ステップがあります。
1 感謝
描く前に深呼吸し、まず感謝することから始めます(朝気持ちよく起きられたことに感謝、こ れから描くための道具に感謝など何でもOK)
2 コーナードット
鉛筆でタイル(紙)の四隅に小さなドット(点)を描きます

3 ボーダー
鉛筆で四隅に描いたドット(点)を線で結びます

4 ストリング
線で結んだ枠の中を鉛筆でストリングを描きセクション分けします

5 タングル(パターン)を描く
ここからはペンで描きます ストリングでセクション分けされた中にタングル(パターン)を描いていきます
このとき描きやすい様にタイル(紙)をクルクル回しながら描きます

6 シェーディング(影をつける)
セクションごとにタングルを描いたら鉛筆で影とつけます
そのあと擦筆(さっぴつ)で鉛筆の線をぼかします

7 自分のマーク(印)とサイン
出来上がったら自分のマークやイニシャルを入れます
裏に日付を書きます。感想や場所などを書いておくと後から見て思い出になるのでおすすめです
8 再び感謝
出来上がったら再び感謝 自分の作品を鑑賞しましょう

